住宅の省エネ計算とは
住宅における省エネ計算とは、住宅の断熱性能や設備の省エネ性を計算し、
省エネ性能を判断するものです。
計算方法に何種類かありますが、現在見直しの議論が進んでいます。
いろいろあって、計算の種類が3つ4つになっていましたが、(グレーの網掛け⇒廃止に)
2025年住宅の省エネ基準適合義務化に向けて、整理する方向で話し合いが進んでいます。
「標準計算」と「仕様基準」の2つに絞られていきそうです。
外皮計算と一次エネルギー消費量計算
住宅の省エネ基準は①外皮性能と②設備のエネルギー消費性能の2本立てです。
断熱性能が良くても古い冷蔵庫を使っていたり、最新型のエアコンでも家がスカスカだったり
ということのないように、外皮と設備の両方の性能を求められます。
住宅の省エネルギー基準について
2025年から適合が義務になる住宅の省エネ基準は平成28年に定められたいわゆる「28年度基準」です。
今後、呼び方は変わっていくかもしれませんが、規定は以下の通りです。
等級6や等級7といった上位の等級が2022年からスタートしていますが、義務化のラインはおおむね等級4と言われています。
決して高い基準ではないことに注意が必要です。
言い方を変えれば、最低限の性能でも基準をクリアすることはなんとかできるレベルだとも言える訳です。
まとめ
・住宅の省エネ計算は「標準計算」と「仕様基準」の2つに絞られていきそうです。
・実際の省エネ計算は「外皮計算」と「一次エネルギー消費量計算」の2本立てです。
・2025年にスタートする省エネ性能の適合義務化は等級4のレベルになりそうです。
当社では住宅の省エネ計算代行を承っております。
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住宅の省エネ計算サービス 住宅の省エネ計算を承ります。 外皮性能(UA値)計算と一次エネルギー消費量計算が基本のパッケージとなります。 こんな方におすすめ 省エネの適合判定が必要。 HEAT20のどの ...
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この記事は「温熱住宅マスタープログラム」からの一部抜粋です。