改正建築物省エネ法が施行されます。
令和3年4月1日から『改正建築物省エネ法』が施行されます。
9月1日付で国土交通省からプレスリリースがありました。
PDFはこちら
オンライン講座もスタートしています。
プレスリリースにもある通り、『改正建築物省エネ法』の解説動画が公開されています。
オンライン講座ということで、自分の都合の良いときに視聴可能です。(こちら)
テキストは自身でダウンロードしてなど、新型コロナウィルス対策とのことですが、今後の説明会関係はこのスタイルで良い気がします。
さて、関連する小規模建築物ですが、説明義務の情報が少々アップデートされています。
具体的には、
step
1情報提供
step
2意思確認
step
3評価
step
4説明
の段取りが示されているほか何点か情報のアップデートがありますね。
新しく盛り込まれた内容
今回新しく盛り込まれた内容を抜粋しておきます。
なお、省エネの必要性等の情報提供に合わせて、
・評価や説明を実施する場合、省エネ性能の計算等に費用が必要となること
・省エネ性能の計算の際に採用する計算方法によって、計算の精度や必要となる費用が異なること
・省エネ性能向上のための工事等に係る費用や工期が必要となること
・省エネ性能を維持するためには建物の完成後も適切なメンテナンスやそのための費用 が必要となること等についても情報提供を行い、建築主の理解を得ておくことも重要です。
省エネの計算や工事には費用がかかることをきちんと施主にコミットするのは良いことです。
(説明の時期)
説明を行う時期については、建築士からの評価結果の説明を踏まえて建築主が設計内容の
変更を希望する場合も考えられることなどから、当該設計の工事の着工までに余裕を持って行う必要があります。
説明を経て、もっと良くしたいと考えるのはある意味当然のことなので、早めの説明が大事ですね。
まとめ
- 改正建築物省エネ法が令和3年(2021年)4月1日から施行されます。
- オンライン講座やテキストがweb上で公開されています。ページはこちら
オンライン講座を上手に利用して、施行日までに準備したいですね。
当社では評価に必要な外皮計算をうけたまわっております。
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