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木質バイオマス発電所は元小学校!!

木質バイオマス発電所は元小学校‼️

先日、福島県矢祭町にあるエコライフラボ「独楽矢祭」に行ってきました。

ここはついこの間まで現役の『小学校』だったんです。

 

学校を敷地ごと買い取り、小規模木質バイオマス発電所兼倉庫にした

O・バルテンシュタインさん(工学博士)に会うためです。エコライフラボ

 

バルテンさんとはもう10年来のお付き合いです。

相変わらず彼の愛車『天ぷら油ベンツ』も健在です。(後光が眩しいっ)

 

 

木質バイオマス発電とは

木質バイオマス発電は木質チップを燃やし、電気と熱を取り出すことです。

 

ここ矢祭の小規模木質バイオマス発電所も福島県南部や茨城県で取れた杉のチップを

原料とし、45kWhの電気を発電、新電力であるパルシステム電気さんに売電し、

東北電力の送電線を通じて、近隣の矢祭町約20件分に電気を供給しています。

 

ヨーロッパなどではポピュラーですが、地域でゴミなどを燃やし、

そのエネルギーを電気と熱に変換し、電気は売ったり自分たちで使ったり、

熱は地域へ熱供給され暖房の熱源に、という使われ方をします。

 

バルテンさんの発電システムも欧州のシステム同様、電気と同時に熱も作り出します。

ここでは45kWhの電気と同時に40kWhの熱を出力できます。

 

熱は校舎の土間に敷設したパイピング暖房に温水として供給、

暖房の熱源となっています。

 

エネルギーの地産地消

ご本人登場

こんなスグレモノの小規模バイオマス発電システムですが、

売電や送電にハードルがあり現在出力45kWhですが、

 

「条件が許せば連結することにより1メガワットでも2メガワットでも可能。」

(バルテンさん談)とのこと。

 

地域産の原料から電気と熱を作り出し、地域で消費する、という良い循環を作り出せるこのシステム。

仕組み的にはもはやプラントと言って良いレベルです。

 

ご覧の通り非常にコンパクトで管理に手間がかからず、チップの供給もとっても楽

(毎朝、地域の林業従事者の方がフォークリフトでサイロに詰める作業だけ)

なこともあって実はある筋からは大変人気です。

 

現在までに日本国内で24箇所の採用実績(地方行政や民間企業)があり、

今後40件ほどの採用が決まっているということです。

 

当日も午前中には某マンションディベロッパーの方々が施設見学に訪れており、

熱心に見学していかれたそう。

そのような見学希望者が結構頻繁に矢祭を訪れているそうでびっくりです。

 

エネルギーの自給自足

出典: http://www.ecologyway.info/

 

隣接する体育館は倉庫兼ラボになっており、おなじみのwalltherm(薪ストーブボイラー)

やPertingerの薪コンロボイラー、太陽集熱パネルや太陽光発電パネルも在庫されていました。

 

これらの商材は全て『エネルギーの自給自足』というテーマで一貫しています。

ここにも10KWのバッテリーが装備されていて、実は東北電力からの電気の供給がなくとも

自家発電した電気と作り出した熱で供給されるお湯でオフグリッドな生活は可能な状態だそうです。

 

電力会社から電気を買わないということは石油依存から脱却することに他ならず、

中近東に余計なお金を払わず、自分たちの地域を豊かにすることに繋がります。

 

まとめ

エネルギー自給自足を掲げ日本で30年近く頑張ってこられたバルテンさん、

彼の一貫した思いが結実したのがこの『独楽矢祭』です。

 

今後もエネルギーを自給自足でき、石油に頼らない暮らしがどんどん広がることを

願ってやみません。

 

弊社ではこのような自然エネルギーを活用した住宅の暖房・給湯システムの設計・施工も手がけております。

何を隠そう以下の現場は全てバルテンさんと一緒に作り上げたシステムなんです!

 

 

 

 

 

 

 

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