弊社ではパネルヒーター、床暖房、土間パイピングなどの
温水循環型暖房システムをご提案しております。
温水暖房のメリット
①熱源部と放熱部が別々であること
温水暖房は基本的に 熱源部(ボイラー、ヒートポンプなど)・搬送部(ヘッダー、配管など)
それから・放熱部(パネルヒーター、床暖房パネルなど)に別れてシステムが構成されています。
長い年月運転する中で、万が一熱源機が故障したり、壊れてしまった場合に
搬送部と放熱部はそのままで、熱源機だけ入れ替えることができるということです。
パネルヒーターや床暖房パネルは相当な劣化がない限り、引き続き継続してお使いいただけます。
資源リサイクルの観点からも、コストの面からも良いことですね。
②低温で暖房できる
住宅がある一定の断熱性能を有している場合、低温(30〜40℃前後)での暖房が可能になります。
全館連続での輻射暖房は低温で運転することでランニングコストの低減にも繋がりますし、
お家の過剰な乾燥を防ぐ事にもなります。
③意匠性に優れる
住宅の設計段階でパネルヒーターを組み込む
PS社のパネルヒーターは色・形・サイズが選べます。
色や寸法の部分で家の雰囲気や内装の色のトーンなどと統一感を持たせることができ、
一定のデザインクオリティを保った上で、建築と設備が共存できます。
温水暖房のデメリット
①使わないシーズンもそこにあるまま・・・。
取り外して物置にしまう、という事が出来ないです。
②イニシャルコストが高い。
何と比べて?ということではありますが、相対的に費用はかさむ傾向にあります。
ただし、正しく設計・施工出来た現場からは費用以上のご満足をいただいております。
③設計・施工が難しい
エアコンのように「何畳用」のような選定の仕方ではなく、
図面をお預かりし、温熱環境計算を経た後に暖房の計画をします。
施工についても温水の密閉配管工事の知識とスキルが必要です。
設計も施工も専門のプロによる仕事が必要とされます。